提出された回答だけでは、どの条件を指定し、何を確認したのかまでは分かりません。同じ回答に至った2人の記録から、確認できることと、面接で聞きたいことの違いを見てみます。
課題の例「請求の問い合わせへの返信」(CS・25分):同僚が作ったお客様への返信案を、そのまま送ってよいか確かめてください。直す必要があれば直して、送れる状態の返信を回答欄に書いてください。
提出された回答 2人とも同じ成果物の評価 2人とも 88 / 100
高橋様、お問い合わせありがとうございます。9月分の請求書は、当社の送信障害でお届けできず、10月16日(金)に再送いたしました。この場合、請求担当責任者の承認が得られれば、10月23日(金)までのご入金を期限内として扱います。承認の結果は、改めてご連絡いたします。請求先のご担当者は、管理画面の「請求設定」から管理者様ご自身で変更してください。サポートでは、メールのご依頼で請求先を変更せず、パスワードをお尋ねすることもありません。(根拠:ヘルプ「お支払い」「請求設定」)
Aさん
AIに修正を依頼して提出
期限をどう確かめたかは、記録からは分かりません。
面談で、まず聞くこと
10月23日という期限は、どう確かめましたか?
進め方と確かめ方(所見)
課題・条件に照らした判断確認できない
期限や承認の扱いについて、条件を指定したやり取りは記録にない。
確認方法と根拠の妥当性確認できない
AIの修正版の内容を、資料や暦で確かめた記録はない。
確認結果を踏まえた対応所見あり
言い回しの調整をAIに依頼し、修正版を貼り付けて提出している。 記録 04:30
受験記録(抜粋)請求の問い合わせへの返信・25分- 候補者
この返信案を直して、送れる形にして。
- AI
修正版です。入金期限の案内と請求先の変更方法を直し、根拠のページ名を添えました。
- 候補者
もう少し丁寧な言い回しにして。
- 回答欄
AIの修正版を貼り付けて提出
確認結果を踏まえた対応AIの修正版を、回答として提出している
面談で、まず聞くこと
資料に書かれていない条件が出てきたら、どう扱いますか?
進め方と確かめ方(所見)
課題・条件に照らした判断所見あり
承認が得られるかを、断定しない書き方にするよう求めている。 記録 09:30
確認方法と根拠の妥当性所見あり
10月19日を1日目として、期限を数えるよう依頼している。 記録 06:48
確認結果を踏まえた対応所見あり
AIが数えた期限(10月23日)を、回答の案内に使っている。 記録 11:15
受験記録(抜粋)請求の問い合わせへの返信・25分- 候補者
対応ルールと照らして、この返信案の食い違いを挙げて。
- AI
3点あります。送信障害の例外を当てはめず延滞料がかかると書いている、パスワードを尋ねている、ヘルプのページ名がない、です。
- 候補者
例外の期限を数えて。再送は10/16(金)だから、翌営業日の10/19を1日目にして。
確認方法と根拠の妥当性10月19日を1日目として、期限を数えるよう依頼している
- AI
10/19(月)を1日目とすると、5営業日目は10/23(金)です。
- 候補者
承認が得られるかは、断定しない書き方にしたい。
課題・条件に照らした判断承認が得られるかを、断定しない書き方にするよう求めている
- 回答欄
AIの案を元に書き直して提出
AIの案をそのまま使ったこと自体では、減点しません。ここでは、記録から分かることと、面接で確認したいことを比べています。